伊勢丹新宿店でやちむんを購入したいものの、次の催事がいつ開催されるのか、どの売場へ行けばよいのか、過去にはどのような窯元や作家が出展していたのかが分からず、来店のタイミングを決められない方も多いのではないでしょうか。
伊勢丹新宿店では、やちむんだけを扱う催事に加え、沖縄の陶器、琉球ガラス、染織、ファッション、アートなどを集めた期間限定企画の一部として、沖縄の焼き物が紹介されることがあります。
ただし、催事名は毎回同じとは限らず、「やちむん」という言葉が企画名に入っていない場合もあるため、やちむん催事だけを検索していると、陶器を扱う重要な沖縄イベントを見落とす可能性があります。
ここでは、2026年6月25日時点で確認できる開催状況、2025年以前の実績、注目された窯元や作家、催事で器を選ぶポイント、混雑や在庫切れを避けるための来店方法、次回情報を早く見つける手順まで、伊勢丹新宿店でやちむんを探す方に必要な情報を具体的に整理します。
伊勢丹新宿店のやちむん催事はいつ開催される

伊勢丹新宿店で確認できる直近の大規模な沖縄工芸イベントは、2025年7月23日から7月29日まで本館5階で行われた「ISETAN OKINAWA EDIT」で、陶器を含む沖縄の新しいものづくりが紹介されました。
一方、2026年6月25日時点では、伊勢丹新宿店の公式イベント情報に、2026年の同趣旨の沖縄工芸催事や、やちむんを中心とする企画の開催告知は確認できません。
過去には7月下旬の沖縄関連イベントが複数年続いていますが、毎年必ず同じ日程、名称、出展者で開催される恒例催事だと断定せず、公式サイトの最新情報を基準に判断することが重要です。
直近は2025年7月に開催
直近の開催実績として確認できる「ISETAN OKINAWA EDIT 沖縄インディーズ-次世代×新解釈のものづくり-」は、2025年7月23日水曜日から7月29日火曜日まで、伊勢丹新宿店本館5階のセンターパークとザ・ステージ#5で開催されました。
このイベントは、昔ながらの沖縄土産を広く集める一般的な物産展とは異なり、沖縄の文化や技術を受け継ぎながら、新しい感性で作品を生み出す作家やブランドを伊勢丹の視点で編集して紹介する企画でした。
陶器だけでなく、琉球藍のウェア、木工、琉球漆芸、琉球ガラス、アクセサリーなども扱われており、やちむんを沖縄の暮らしや工芸文化全体の中で見比べられる点が特徴です。
2025年の会期はすでに終了しているため、現在同じ作品を店頭で購入できるとは限らず、過去の記事に掲載された商品名や作家名を見て来店する場合は、現行の取扱状況を事前に確認する必要があります。
次回企画が行われる場合も、出展者、販売作品、購入方法、作家の在店予定、受注品の納期などが変更される可能性があるため、開催年ごとの告知内容を読み直すことが大切です。
2026年の開催は未発表
2026年6月25日時点で、伊勢丹新宿店の公式イベントページには、2026年版の「ISETAN OKINAWA EDIT」や、やちむんを主題とする催事の日程は掲載されていません。
現時点の状況を整理すると、確認できる最新の開催実績は2025年であり、2026年の催事が中止されたと決まったわけでも、過去と同じ7月下旬に開催されると決まったわけでもありません。
| 確認項目 | 2026年6月25日時点 |
|---|---|
| 2026年の日程 | 公式発表を確認できない |
| 直近の開催 | 2025年7月23日から29日 |
| 直近の会場 | 本館5階 |
| 次回の出展者 | 未発表 |
| 購入できる作品 | 開催ごとに異なる |
検索結果には終了済みの特設ページや過去の紹介記事も表示されるため、ページの公開年だけでなく、本文に記載された会期の西暦まで確認し、今年の催事と取り違えないようにしましょう。
次回開催を待っている場合は、開催を予測して旅行や遠方からの来店を確定させるのではなく、公式情報が公開されてから交通手段や訪問日を決める方法が確実です。
会場は本館5階が中心
2023年、2024年、2025年の沖縄関連企画では、伊勢丹新宿店本館5階のセンターパークやザ・ステージ#5が会場として使われており、暮らしの道具やインテリアを扱うフロアとの相性を生かした構成になっていました。
本館5階は、家具、食器、生活雑貨、工芸、アート性のある日用品などに触れやすいフロアであるため、やちむんを単独の商品としてではなく、食卓や住空間に取り入れる器として検討しやすい場所です。
ただし、今後も必ず同じ場所で行われるとは限らず、企画規模によって催物場、イベントスペース、リビング売場内の一角などへ会場が変更される可能性があります。
伊勢丹新宿店には本館とメンズ館があり、本館内にも複数のイベントスペースがあるため、「本館5階」という情報だけでなく、センターパーク、ザ・ステージ#5、催物場などの会場名まで控えておくと迷いにくくなります。
会期最終日は通常の閉店時刻より早く催事が終了する場合もあるため、仕事帰りや遠方から向かう方は、店舗営業時間と催事最終日の終了時刻を分けて確認してください。
2025年は本田星陶所が登場
2025年の「ISETAN OKINAWA EDIT」では、本田伸明氏が手掛ける本田星陶所が出展し、深い色合いと引き締まった造形を特徴とする「ブルーシルエット」シリーズを中心とした作品が紹介されました。
一般にやちむんと聞くと、魚紋、唐草、点打ちなどの力強く親しみやすい絵付けを思い浮かべる方もいますが、本田星陶所の作品は、そうした先入観を広げる現代的な表現として取り上げられています。
本田氏は若い頃に沖縄へ移住し、沖縄県立芸術大学で陶芸を学んだ後、那覇市壺屋のアトリエで制作しており、沖縄の陶芸文化を土台にしながら独自の色彩や輪郭を追求しています。
濃い色の器は料理が沈んで見えると思われがちですが、白い豆腐、卵料理、赤や黄色の野菜、明るい色の菓子などを盛ると、食材の輪郭が際立ち、食卓全体を落ち着いた印象に整えられます。
過去に出展した作家が次回も参加するとは限らないため、本田星陶所を目的に訪れる場合は、次回催事の出展者一覧に名称が掲載されているかを確認してから来店するのが安全です。
陶像や植木鉢も扱われた
2025年のイベントでは、食器として使う皿やカップだけでなく、nakamurakenoshigotoによる陶像や、桑江良寿氏による植木鉢など、陶土を使った幅広い作品が紹介されました。
nakamurakenoshigotoは、沖縄県南城市のアトリエで陶器、木工、革製品などを制作し、会場では人物の個性や物語を感じさせる人気の陶像「おじさんコレクション」を展開しました。
桑江良寿氏は、沖縄の赤瓦や美容原料にも使われる細かな泥質の原料「クチャ」に着目し、沖縄各地の土を独自に配合した、鉄器のような力強さを感じさせる植木鉢を制作しています。
このような出展内容からも、伊勢丹新宿店の沖縄企画は、料理を盛る器だけを探す場ではなく、飾る陶器、植物と組み合わせる陶器、作家の造形表現を楽しむ作品まで探せる機会だと分かります。
食器を期待して来店した際に陶像や鉢が多いと品数が少なく感じることもありますが、用途の異なる作品を比較することで、土、釉薬、焼成、造形が生む表情の違いをより深く理解できます。
2024年は複数の窯元が出展
2024年7月24日から7月30日まで開催された「カタル×てしごと-OKINAWA NEW STANDARD-」では、育陶園、照屋窯、読谷山焼北窯、陶藝玉城、からや窯、陶房眞喜屋、井口工房など、多数の陶器ブランドや窯元が出展しました。
石垣島で農園と工房を営むアンパル陶房、シーサー陶房大海、陶器工房風香原、工房綾なども名を連ね、沖縄本島の伝統的な壺屋焼だけに限らない幅広い焼き物が集められています。
- 壺屋焼の伝統を伝える窯元
- 読谷で制作する共同窯系の器
- 石垣島の素材を生かした陶磁器
- 動物をかたどった置物
- シーサーなどの装飾品
- 現代的な形の生活食器
一度に複数の窯元を比較できる催事では、同じ皿の大きさでも厚み、重さ、縁の立ち上がり、絵付け、釉薬の流れ方が異なるため、オンライン画像だけでは分かりにくい使い心地を確かめられます。
一方で、出展数が多い年でも各窯元の全商品が並ぶわけではなく、代表的なシリーズや催事向けに選ばれた作品が中心になるため、特定の形や柄を探している場合は品ぞろえを問い合わせると安心です。
2018年にはやちむんの集いを開催
伊勢丹新宿店では、2018年3月21日から4月10日まで、本館5階のウエストパークで「isetan mingei~やちむんの集い~」が開催されており、企画名にやちむんを明記した催事の実績もあります。
この企画では、沖縄の方言で焼き物を意味するやちむんを中心に、琉球ガラス、染織物、民具、厨子甕など、沖縄に根付く多様な手仕事が紹介されました。
やちむんの背景として、工房ごとに土を配合すること、登り窯を築く際に地域や工房の枠を越えて協力することなど、沖縄の相互扶助を表す「ゆいまーる」の精神にも触れられています。
2018年の記事が現在も検索結果に表示されることがありますが、この会期は終了しており、当時のウエストパークで同じ規模の売場が常時展開されていることを示す情報ではありません。
過去に専題の催事があったからといって次回も「やちむんの集い」という名称になるとは限らないため、「沖縄」「工芸」「てしごと」「リビング」「陶器」といった関連語も含めて探すことが、次の開催情報を見つける近道です。
催事で注目したいやちむんの種類

伊勢丹新宿店の沖縄企画では、昔ながらの絵付け皿だけでなく、無地に近い現代的な器、動物の置物、植木鉢、シーサー、陶像など、陶器の多様な表現が扱われてきました。
限られた会期の中で納得できる一品を選ぶには、人気作家の名前だけを頼りにするのではなく、自宅で何を盛りたいのか、どこへ飾るのか、どの程度の重さまで扱いやすいのかを考えておく必要があります。
ここでは、初めてやちむんを買う方にも使いやすい定番の食器、作家性を楽しめる現代的な作品、沖縄らしいインテリア陶器という三つの視点から、売場で注目したい種類を紹介します。
最初の一枚は中皿
初めてやちむんを購入する方には、直径がおよそ18センチから22センチ程度の中皿が使いやすく、朝食、取り皿、主菜、パン、デザートなど、複数の用途に回せます。
小皿は手頃で集めやすい一方、使い道が薬味や菓子に限られる場合があり、大皿は存在感があるものの収納場所や食洗機の大きさを選ぶため、最初の一枚としては中皿が無理なく日常に入りやすい選択です。
| 器の種類 | 主な用途 | 選ぶ際の注意 |
|---|---|---|
| 豆皿 | 薬味や菓子 | 用途が限定されやすい |
| 中皿 | 主菜や朝食 | 収納幅を確認する |
| 大皿 | 盛り合わせ | 重量と棚の奥行きを確認 |
| 鉢 | 煮物や麺類 | 深さと容量を見る |
| マグカップ | 飲み物 | 持ち手の握りやすさを見る |
中皿を選ぶ際は、直径だけでなく、縁が平らか立ち上がっているかも確認し、汁気のある料理を盛る機会が多い方は少し深さのある形を選ぶと使いやすくなります。
一枚だけ購入する場合は手持ちの白い器や木のトレーとなじむ色を選び、複数枚をそろえる場合は個体差を味として受け入れながら、重ねた際の高さや安定感も確認してください。
絵付けは料理との相性で選ぶ
やちむんらしい魚紋、唐草、点打ち、線彫、植物文様などは、器だけを見ても魅力的ですが、実際に料理を盛ったときに柄がどの程度見えるかを想像して選ぶことが大切です。
皿の中央に大きな文様がある器は、料理を盛ると絵が隠れやすい一方、食べ進めるにつれて柄が現れる楽しみがあり、縁に文様が集まる器は料理を置いた状態でも華やかさが残ります。
- 魚紋は焼き魚や沖縄料理に合わせやすい
- 唐草は和洋の家庭料理になじみやすい
- 点打ちは食卓のアクセントになる
- 線彫は陰影と手触りを楽しめる
- 無地の濃色は明るい食材が映える
- 淡色は他の器と組み合わせやすい
柄の強い器を複数並べると食卓がにぎやかになりすぎる場合があるため、無地の器、木製品、透明なガラス器などと組み合わせると、やちむんの存在感を保ちながら全体を落ち着かせられます。
売場で気に入った柄を見つけても、普段作らない料理を想定して購入すると出番が減るため、朝食のパン、夕食の炒め物、取り皿など、実際の食生活に置き換えて考えましょう。
置物や鉢も候補になる
すでに食器が十分にそろっている方や、料理をあまりしない方には、シーサー、動物の置物、陶像、香炉、小物入れ、植木鉢など、食卓以外で楽しめる陶器も候補になります。
置物は実用品より作家の造形や表情が伝わりやすく、見る角度や光の当たり方で印象が変わるため、棚、玄関、デスクなど、飾る予定の場所を思い浮かべながら選ぶと失敗を減らせます。
植木鉢の場合は外観だけでなく、底穴の数、受け皿の有無、鉢の深さ、通気性、重量を確認し、育てる植物の根の性質や水やりの頻度に合うかを判断してください。
陶像やシーサーは一体でも楽しめますが、対で意味を持つ作品もあるため、左右の位置、口の開き方、作家が意図する飾り方などをスタッフへ尋ねると、作品の背景まで理解できます。
贈り物として選ぶ場合は、置物の好みや設置場所には個人差があるため、相手の趣味が分からないときは、小ぶりな器や用途の広いカップのほうが受け入れられやすいでしょう。
伊勢丹新宿店で効率よく回る方法

やちむんを扱う催事では、同じシリーズでも柄、釉薬の流れ、焼き色、形に違いがあり、人気作品は早い段階で選択肢が少なくなることがあります。
一方、初日に行けば必ず理想の器を買えるとは限らず、混雑で落ち着いて比較できなかったり、購入数の制限や整理券が設けられたりする可能性もあります。
限られた時間で会場を楽しむためには、開催情報の確認、訪問日の選定、売場で見る順番、持ち帰り方法まで準備し、現地では器の個体差を焦らず比較することが重要です。
来店前に確認する
催事へ向かう前には、会期、会場、営業時間だけでなく、最終日の終了時刻、出展者、作家在店日、整理券、購入数制限、支払方法、受注品の引き渡し時期まで確認しましょう。
伊勢丹新宿店の通常営業時間が午後8時までであっても、イベントの最終日は午後6時終了などに変更されることがあり、閉店直前に着く予定では十分に見られない場合があります。
- 開催年と会期
- 本館内の階数
- イベントスペース名
- 最終日の終了時刻
- 整理券や事前申込
- 購入数の制限
- 作家の在店予定
- 配送の受付可否
公式告知の公開後に内容が変更されることもあるため、数週間前に保存した画像だけを頼りにせず、来店当日にも伊勢丹新宿店の公式サイトを確認してください。
SNSで見つけた情報は作品の雰囲気を知るために役立ちますが、開催時間や購入条件については、百貨店または出展者が発信する最新の案内を優先するのが安全です。
訪問日は目的で決める
品ぞろえを重視するなら会期前半、混雑を避けてゆっくり見たいなら平日の午前中、作家本人から話を聞きたいなら在店予定日というように、訪問日は目的に合わせて選ぶと満足度が高まります。
人気作家の一点物や数量の少ない作品は早く売れる可能性がありますが、会期途中に追加納品されるケースもあるため、初日以外は何も残っていないと決めつける必要はありません。
| 訪問の目的 | 向いている時期 | 注意点 |
|---|---|---|
| 品数から選ぶ | 会期前半 | 混雑しやすい |
| 静かに比較する | 平日の午前 | 在庫は変動する |
| 作家に質問する | 在店予定日 | 時間変更に注意 |
| 追加品を探す | 納品告知後 | 追加がない場合もある |
| 値下げを期待する | 最終日 | 工芸品は値下げされないことが多い |
土日や新宿エイサーまつりと重なる日は、催事会場だけでなく周辺道路や駅も混雑する可能性があるため、時間に余裕を持ち、大きな荷物は先にロッカーへ預けておくと動きやすくなります。
遠方から訪れる場合は、特定作品の在庫を保証してもらうことは難しくても、出展の有無や販売方法について問い合わせておくと、終了済みの情報を見て来店する失敗を防げます。
最初に全体を一周する
会場へ着いたら、最初に目に入った器をすぐ購入するのではなく、可能であれば売場全体を一周し、出展者の配置、価格帯、作品の種類、混雑している区画を把握しましょう。
やちむんは個体差が魅力である一方、限られた予算で選ぶ場合は、先に全体を見ないと、後からより用途に合う器や好みの作品を見つけて迷うことがあります。
気になる作品は、売場の規則に従ってスタッフへ取り置きの可否を尋ね、許可なく長時間手元に確保したり、複数の作品を別の棚へ移動させたりしないようにしてください。
比較する際は、正面の柄だけでなく、裏側、高台、縁、重さ、がたつき、持ちやすさ、重なり方を見て、日常で使う場面を具体的に想像することが重要です。
一点物を逃したくない気持ちは自然ですが、焦って用途の合わない大皿や重い鉢を買うより、毎週使える器を選ぶほうが、催事後も作品の魅力を長く味わえます。
やちむん選びで失敗しない基準

手仕事の器には、工業製品とは異なるゆがみ、釉薬の濃淡、鉄粉、ピンホール、貫入、絵付けの揺らぎなどが見られ、それらが作品の表情として受け止められる場合があります。
ただし、個体差と実用上の不具合は同じではないため、購入前には、がたつき、ひび、欠け、鋭い突起、取っ手の握りにくさなどを確認し、自分が安心して使える状態かを判断する必要があります。
価格や作家の知名度だけで決めず、用途、収納、重さ、手入れ、手持ちの器との相性という現実的な基準を持つことで、見た目にも使い勝手にも満足できる一品を選びやすくなります。
サイズは収納から逆算する
器の直径が食器棚に収まっても、複数枚を重ねた高さが棚板の間隔を超えたり、縁の形が違って安定せず、思ったより大きな収納スペースを必要としたりすることがあります。
やちむんは厚みや重量のある作品も多いため、大皿を何枚も重ねると下の器を取り出しにくくなり、棚板への負担も増えることから、購入前に収納場所を測っておくと安心です。
| 確認する場所 | 測る内容 |
|---|---|
| 食器棚 | 幅と奥行き |
| 棚板の間 | 収納できる高さ |
| 電子レンジ | 庫内の幅 |
| 食洗機 | かごの間隔 |
| 収納扉 | 出し入れの余裕 |
同じ直径でも、平皿とリム皿では料理を盛れる面積が異なり、深鉢は外寸から想像するより容量が少ない場合があるため、売場では内側の広さや深さまで見てください。
家族分をそろえる場合は、完全に同じ柄へ統一する方法だけでなく、形をそろえて柄を変える方法や、色だけを合わせる方法も選択肢になり、個体差を自然に楽しめます。
個体差を見比べる
同じ窯元の同じシリーズでも、手描きの線、釉薬の流れ、焼き色、土の粒、器の厚みなどに違いがあり、その差を選べることが店頭催事の大きな魅力です。
見比べるときは、単に整った個体を選ぶのではなく、絵付けの勢いを重視するのか、落ち着いた発色を好むのか、軽さを優先するのかという自分の基準を決めましょう。
- 絵付けの線の太さ
- 釉薬の濃淡
- 器の重量
- 縁のゆがみ
- 高台の安定感
- 持ったときの収まり
- 重ねたときの高さ
小さな鉄粉や釉薬のむらが作風として販売されている場合でも、自分が汚れや傷に見えて気になるのであれば、無理に手仕事の味として受け入れる必要はありません。
判断に迷う箇所があるときは、制作上生じる特徴なのか、使用に影響する状態なのかをスタッフへ尋ね、納得してから購入することが、作家物を長く楽しむための基本です。
手入れ方法を購入前に聞く
やちむんの手入れ方法は、土の種類、釉薬、焼成、表面処理によって異なるため、すべての器に同じ方法が必要だと考えず、作品ごとの案内を確認してください。
使い始めに米のとぎ汁で煮る方法が広く知られていますが、現在は目止め不要と案内される器もあり、作家が推奨していない処理を行うと、におい、変色、急激な温度変化による破損につながる可能性があります。
電子レンジ、食器洗浄機、オーブン、直火への対応も作品ごとに異なり、陶器だから電子レンジで使える、厚手だから直火に強いといった自己判断は避けましょう。
吸水性のある器は、使用前に短時間水へ浸すことで料理の油や色が入りにくくなる場合があり、使用後は早めに洗い、底まで十分に乾燥させてから収納すると、においやカビを防ぎやすくなります。
贈り物として購入する場合は、手入れの注意書きや作家の説明カードも一緒に渡すと、受け取った方が扱いに迷いにくく、作品の背景も伝えられます。
次回の催事情報を早く見つける方法

伊勢丹新宿店のやちむん関連催事は、開催名称が一定ではなく、沖縄工芸、ライフスタイル、民藝、てしごと、アートなどの企画として告知されるため、一つの検索語だけでは情報を拾い切れません。
また、過去の特設ページが削除されていたり、反対に終了済みの記事が検索上位へ残っていたりするため、検索結果の題名だけを見て判断すると開催年を間違える可能性があります。
次回情報を早く正確に見つけるには、伊勢丹新宿店の公式サイトを中心に、リビング売場の発信、三越伊勢丹のニュース、出展作家のSNSを補助的に組み合わせて確認する方法が有効です。
複数の関連語で検索する
次回催事を探す際は、「伊勢丹新宿店 やちむん」だけでなく、「伊勢丹新宿店 沖縄 工芸」「伊勢丹新宿店 沖縄 陶器」「本館5階 沖縄 イベント」など、企画に使われそうな表現を組み合わせましょう。
過去には「やちむんの集い」「カタル×てしごと」「ISETAN OKINAWA EDIT」という異なる名称が使われているため、企画名にやちむんが含まれない年でも陶器の出展が充実している場合があります。
- 伊勢丹新宿店やちむん
- 伊勢丹新宿店沖縄陶器
- 伊勢丹新宿店沖縄工芸
- 伊勢丹新宿店本館5階沖縄
- 伊勢丹リビングやちむん
- ISETAN OKINAWA EDIT
- カタルてしごと沖縄
検索結果を開いたら、ページ上部や実施概要にある会期を確認し、2023年、2024年、2025年などの過去年が書かれている場合は、現在開催中の情報ではないと理解してください。
検索結果に公式サイトが出ない場合は、三越伊勢丹のニュースリリースや出展者の告知から開催を知り、最終的な会場や時間を店舗公式ページで確認する流れが確実です。
公式情報を優先する
催事の日程、会場、営業時間、整理券、購入数制限など、来店に直接影響する内容は、まとめサイトや個人の投稿ではなく、伊勢丹新宿店や三越伊勢丹が発信する案内を優先してください。
作家のSNSは追加納品、在店時間、販売作品などを知るうえで役立ちますが、投稿後に百貨店側の運用が変わる場合もあるため、両方の情報を照合すると安心です。
| 情報源 | 確認しやすい内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 店舗公式サイト | 会期と会場 | 公開前は表示されない |
| 三越伊勢丹の発表 | 企画内容と出展者 | 変更前の情報の場合がある |
| 作家のSNS | 作品と在店予定 | 店舗条件を再確認する |
| 検索結果 | 過去実績 | 終了済み記事が混在する |
| 店頭への問い合わせ | 現時点の案内 | 在庫確保は別問題 |
特設ページは会期終了後に削除されることもあるため、ページが表示されない場合でも、催事が存在しなかったとは限らず、三越伊勢丹のプレスリリースや出展者の記録が参考になります。
反対に、古いページが閲覧できる場合でも現在の販売を保証するものではないため、過去の情報は出展傾向を知る資料として使い、来店判断は最新ページで行いましょう。
7月前から定期的に確認する
2023年は7月26日から8月1日、2024年は7月24日から7月30日、2025年は7月23日から7月29日に沖縄関連イベントが開催されており、近年は7月下旬に企画された実績が続いています。
この実績から、次回情報を探すなら初夏から夏にかけて公式ページを確認する方法が効率的ですが、過去の日程だけを根拠に2026年以降の開催日を確定的に予想することはできません。
告知が会期の数週間前に公開される場合を想定し、6月下旬から7月に入った頃は週に一度程度、店舗のイベントカレンダーや本館5階リビング関連の情報を見ると発見しやすくなります。
新宿エイサーまつりと連動した年もあるため、同まつりの開催日前後に沖縄企画が組まれる可能性はありますが、連動の有無や会期は毎年の正式発表を確認してください。
特定の窯元を目的とする方は、百貨店側の情報公開を待つだけでなく、作家や窯元の公式SNS、展示会予定、取扱店情報も確認すると、伊勢丹以外の東京での販売機会を見つけられることがあります。
最新情報を確認して自分に合う一品を選ぼう
伊勢丹新宿店で確認できる直近の沖縄工芸催事は、2025年7月23日から7月29日まで本館5階で開催された「ISETAN OKINAWA EDIT」で、本田星陶所をはじめとする陶芸作家の作品や、琉球漆芸、琉球ガラス、木工などが紹介されました。
2024年には育陶園、読谷山焼北窯、照屋窯、陶藝玉城、からや窯など多数の陶器ブランドが参加し、2018年には「isetan mingei~やちむんの集い~」も開催されているため、伊勢丹新宿店には沖縄の焼き物を紹介してきた複数の実績があります。
ただし、2026年6月25日時点では2026年の同趣旨催事について公式発表を確認できず、過去と同じ7月下旬に必ず開催されるとはいえないため、終了済みの記事を今年の案内と取り違えないことが重要です。
次回を探す際は、やちむんという語だけでなく、沖縄工芸、沖縄陶器、リビング、てしごと、ISETAN OKINAWA EDITなども検索し、公式サイトで会期、会場、出展者、販売条件を確認してから来店しましょう。
催事では、作家名や人気だけに注目するのではなく、普段の料理、収納場所、器の重さ、手入れ方法、手持ちの食器との相性まで考え、手仕事による個体差を実際に見比べることで、日常で長く使いたくなるやちむんを選べます。



